ブラッドベリを読む私 (自身と本の紹介)

こんにちはusukiです。

 

 新学期を迎え、いろいろと思いを抱いてる人が多い季節かもしれません。またなにかと新しいことをしようと考える季節でもあります。

 

 私もその内の1人として、こうやってブログをはじめるわけです。考えたこと、読んだ本や聴いた音楽、興味あることなどを書き散らします。

 

レイ・ブラッドベリ 『とう夜半を過ぎて』 2024/3月出版)

 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467986/

 

 最近購入した、レイ・ブラッドベリの本を紹介します。華氏451度などを書き、SF作家として広く知られています。「とうに夜半を過ぎて」はSF*(SFの定義に関する議論は省きます。ここでは、SFと聞いて思い浮かべる作品郡とします。)作品のみならず、幅広く書かれた短編小説です。「青い瓶」や「非の打ちどころのない殺人」、「全量服用、群衆の狂気を阻む薬」といった作品、計22話です。ブラッドベリのタイトルはどれも秀逸だと思います。具体的な作品像の連想を阻みつつも、それが内包するものをよく示唆しています。個人的に、「いつ果てるとも知れる春の日」と「何とか日曜を過ごす」の2作品が深く心に残りました。特に前者は少年の心の動きをリズミカルに表現していて、読者である私に自然と、幼き日々を喚起させます。

 

 とりあえず、最初なのでテーマ等は深く考えずに書いてみました。劉慈欣の三体など最近はSFに注目が集まっています。今回挙げたブラッドベリもSF作品を出しています。SFというジャンルの動きに注目したいと個人的には思いましたね。今年は本を読むだけではなく、発信も積極的にして行きたいので、よろしくお願いします!